平凡な学生でありながら父親の意向によりエリート校に進学させられた主人公は、優秀かつプライドの高い他の学生に溶け込めるはずもなくいつも孤立していた。周囲から冷たく当たられる中で、唯一分け隔てなく接してくる倉沢綾奈との交流を心の支えにしていたのだが、とある出来事が原因で綾奈も周りと同じく自分のことを軽んじているのだと誤解してしまう。
好意は逆恨みへと変わり、それをきっかけにして主人公は自分に特殊な能力があることを知る。それは、他人の身体を自分の意思で操る力――人体掌握能力。主人公はこの強大な力の使い道を自分の欲望を満たすことに定めるのだった…